活動内容紹介

activity 当会における会員の医業経営の改善・向上にむけた
活動の内容をご紹介いたします。

創設趣旨

「選ばれる医療」の時代に向けて

 全日本医療経営研究会は、医師・歯科医師の会員の皆様に的確な医業経営情報の提供と支援を行うことを目的として、平成9年に創設しました。医業経営コンサルタントや税理士などの有志で組織し、医師・歯科医師の方々にご支援を頂きながら、20年以上活動を続けております。 

 医療機関を取り巻く環境は、人口動態の変化や財政逼迫などで年々厳しくなっています。今後、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年、団塊ジュニア世代が65歳に到達し始め労働人口が大幅な減少に向かう2040年に向けて、以下のように更に環境が厳しくなることは容易に想像できます。

医療制度の継続的な見直し
  • 地域医療構想・医師の働き方改革・医師偏在対策の三位一体改革の実施
  • 新専門医制度への移行
  • 税と社会保障の財源の制約による医療費の抑制
医療の需給面の変化
  • 人口及び急性期患者の減少
  • 他業種及び競合施設との人材獲得競争並びに人件費上昇
  • 医師の需給の転換(供給が需要を超過)
  • 患者の主体性と当事者意識の高まりによる権利意識の高まり
イノベーションの進展
  • ICT、AI、AR・VR等の実用化
  • 個別化ゲノム医療の進展

 患者数の減少・新規開業の増加による医療機関の競争、住民・患者様が医療機関を適切に選択できるような医療機能情報の充実、ソーシャルメディアによる情報交換の場の広がりなど、医療機関やドクターが、地域住民や連携する医療機関や介護事業者等から「選ばれる」時代になります。

 医業経営環境の変化に対応するために、忙しい日常の診療業務を行いながら、必ずしも経営の専門家ではないドクターが独力で情報収集をし、ベストな選択をして実行するのは、かなり難易度は高いと思われます。一方で、経営に関して的確なアドバイスをしてくれる相談相手を見つけるのも簡単なことではないのではないでしょうか。

 当会は、ドクターの皆様にとって医療機関経営や暮らしとお金に関するお悩み事について気軽に相談でき、必要な時に信頼できる専門家の紹介を受けられる、身近にいて頼りになる“かかりつけ医”機能を果たすことを目指しています。厳しい時代を迎えるにあたり、先生方のお役にたてるよう、誠心誠意努力してまいる所存でございます。

令和元年5月